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住民票とは?
住民票とは、その名のとおり、『誰がどこに住んでいるか』わかるようにするためのものです。『氏名』、『生年月日』、『性別』、『住所』、『世帯主との続柄』などが記録されています。
住民票は移さないといけない?
大学生だと、住民票を移していない人もいたりして、住民票を移すべきなのか迷う人も多いでしょう。
住民票を移すべきなのかが問題になりますが、結論からいうと、『大学生は住民票を移さなくてもよいですが、移しておいた方が良い』です。
住民票を移さないといけないと考えられている理由
総務省では住民票のを移すことが義務付けられています。総務省のホームページでは『正当な理由がなく届出をしない場合、5万円以下の過料に処されることがあります。』と書かれています。
お住まいの市区町村で、行政サービスを確実に受けられるようにするため、入学・就職・転勤等に伴う引越し等により住所を移した方は、速やかに住民票の住所変更の届出を行って下さい。
(法律上の義務です。正当な理由がなく届出をしない場合、5万円以下の過料に処されることがあります。)
引用:総務省
住民票を移さなくてもいい理由
しかしながら、住民票を移さなくてもいい理由があります。livedoor-newsの記事によると、石井 龍一弁護士は次のように述べています。
『新住所に住むのが1年未満と分かっている』、『大学へ行くために実家を離れるが、卒業後は実家に帰ると決めている』。こうした事例では、生活の拠点が異動しないとみなされるため、住民票を移さなくても、罰則を受ける可能性はないと言われています。
引用:)livedoor-news
大学生の場合は特例という事で移さなくてもよいと考えられます。大学生が住民票を移していなくて罰金に課せられたという人は聞いたことはないですしね。
しかし、住民票を移していないと不便なことがたくさんありました!(体験済み)
ポイント
大学生は住民票を移さなくてもよい
ただし、住民票を移さないと不便なことが多い
住民票を移してないと不便な事
住民票は写さなくてもいいですが、住民票を移していないと不便なことが多々あります。
不便な点
- 派遣バイトの登録をするのに面倒
- 銀行口座を作るのに面倒
- ゆうパックの受け取りが厳しい
- 図書館やスポーツ施設などの公共施設の利用ができなかったり、有料になってしまう
- 新地域の選挙に参加できない

派遣バイトの登録が面倒
派遣バイトに登録するときにも現住所の記載されている証明書が必要です。
実際に僕の住民票は愛知県でしたが、実際に住んでたのは京都だったので現住所に住んでいる証明がほしいと言われました。
免許証の代わりとして、ガス、電気などの支払いの紙や宅配の自分の住所宛てのものを代わりとして提出しました。

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銀行口座を作るのに面倒
大学生ならバイトで新しい銀行口座を作ることが多いでしょう。バイトにはバイト先の指定の銀行口座に支払われることが普通です。なので、新規で銀行口座を作ることが多いでしょう。

まず、住民票を移していないので、家の近くの銀行で作ることが難しいと言われました。結局いろいろと口論の末、バイトのお金が振り込まれるため許可をもらうことができましたが。
次に不便だったのはキャッシュカードの配達。今住んでいるところに配達されるのではなく、住民票と同じ住所である旧住所(実家)の方に届きます。
実家からまた、今住んでいる住所に送ってもらうという形でキャッシュカードを受け取りました。

そのほかにも、株の投資とかをしたいと思ってネット銀行を開拓しようと試みました。
しかし、住民票が実家なので、実家に書類が届き、親に何かいろいろと言われそうで結局やめておきました。
ゆうパックの受け取りが厳しい
一人暮らしであれば、親からの仕送りなどでゆうパックを使うことはよくあるでしょう。
その配達な中でも、配達員から手渡しでしかもらえないものもあります。
例えば、奨学金の書類などは、ポストに入れられて誰かがもらったら困りますよね。
そんな時に手渡しでもらうことになりますが、僕はいなかったため、再配達か直接郵便局まで行って受け取らないといけないです。
早く書類がほしかったために、直接受け取りに行ったら、自分の住所を証明することができずに、結局再配達になってしまいました。
公共施設の割引がきかない・利用できない
住民票は『誰がどこに住んでいるか』わかるようにするためのものですので、そこに住んでいると受けれるような行政サービスを受けることができます。
僕は水泳部だったので、久しぶりに泳ぎたいと思い、近くの市民プールに行きました。住民票を移してないがために、割引が利かなかったです。残念。

新住所の選挙に参加できない
4年間も住んでいれば選挙は何度もあることでしょう。しかし、住民票を移していなければ選挙に参加することができません。
ですが、住民票を移していないことで、旧住所の選挙に参加することは可能です。
下宿先に住んでいても、旧住所で選挙があれば、不在者投票ができます。詳しくは旧住所の市のホームページを見てみましょう。
住民票ってどうやって移すの
住民票は次のように移します。
他の市区町村に転出・転入される場合
- 引越前の市区町村 [転出前に] 転出届を提出して転出証明書を受け取る
- 引越先の市区町村 [転入した日から14日以内に] 転出証明書を添えて転入届を提出
同一の市区町村内で転居される場合
- 住民票のある市区町村 [転居した日から14日以内に] 転居届を提出
詳しくは総務省や自分の住んでいる市のホームページをご覧ください。
まとめ
僕自身、住民票を移動させてなくて不便な事ばかりでした。
住民票は移さなくても罰金はないですが、義務付けられていたり、不便なことが多いです。
旧住所の選挙をする以外メリットがないです。移してない方はこの夏にでも住民票を移しておくのこの先便利です。