
なんで数学が苦手なら理系に来ない方がいいの?
今回は数学が苦手ならば理系に来ない方がいい理由をいくつか紹介していきます。
大学でさらに数学を使うことになるから!
例えば、情報系の学部ではプログラミングをするのに数学の数列の知識、考え方を交えて使うことが多いです。
また、工学系の学部では幾何学的な問題を解くことになります。特に、工学部では、物理+数学で問題を考えることばかりです。
そんな感じで、大学になると、数学だけでなく、物理や化学を微分・積分を使って問題を解いていきます。
例えば、高校物理でよく出てくる[v=v0+at]という公式。
これを、大学では運動方程式から微分方程式(微分の形の方程式)を作り出して解いていきます。
高校生には微分方程式というのはよくわからないかもしれませんが、とりあえず、微分と積分がいっぱい出てきます。
なので、数学という科目以外にも他の科目でめちゃめちゃ数学を使わないといけなくなります。

もっと不安を煽るかもしれませんが、積分は常連さんで、毎回のごとく出てきますが、三角関数や対数、複素数さんも現れます。
理系でみんなが苦しむ専門科目
高校生だと馴染みが無いかもしれませんが、大学には専門科目というものがあります。
例えば、情報系なら、プログラミング。機械系なら、機械を設計するための製図。機械を思うように動かすための制御理論。化学系なら、熱力学など。電気系なら、電気回路とかね。
専門科目=理科+数学
って感じですね。
なので、理系のほとんどの科目に数学が使われます。
卒業できない!?
大学では、授業のレポートやテストをして、理解があると認められる単位というものがもらえます。
その中に、絶対に単位を取らなければいけない、必修というものがあります。
必修が取れないと次の学年に上がれなかったり、卒業できなくなってしまいます。
理系の必修は、専門科目と数学・物理・化学
理系であれば数学や物理や化学は確実と言っていいほど必修の単位になります。もちろん、英語なども単位を取らなければいけないですが、サボらない程度にやっておけば単位は取れます。
しかし、数学や物理や化学、専門科目など、数学が含まれている科目はほとんどが必修です。数学は苦手な人は勉強しても取れない場合があるので、なかなか厳しいかもしれません。
勉強しても、必修が取れないで落単や留年になってしまう可能性があります。

大学数学が難しい
大学で習う数学は大学入試で使う数学の公式や考え方を理解していないと理解できません。
高校数学の知識が前提の上で、大学の数学を習っていきますからね。
大学では、基礎の計算方法として行列計算というのが出てきます。
これも大学数学では基礎中の基礎なのですが、できないとこの先ずっとつまずいてしまいます。
この基礎の行列でさえも理解するのに高校数学よりも断然難しいと感じます。

また、大学では参考書や教授の授業が充実していないように感じます。
大学の教科書、参考書は頭がいい人が書いているのでとても読みにくく、わかりにくいです。
なので、理解するのに一苦労です。
さらに、この教科書を解説してくれる教授も頭がいいので、理解できないことが多いです。
大学教授はみんなの理解度を気にせずに、カリキュラム通り進んでいきます。
結果的に、理解できていないことが僕はありました。
大学数学が難しいというのはその科目自体難しいということもありますが、理解するための道具が使えないことが多いということも原因だと思います。
これだけはやっておこう!
数学が苦手だけど理系に行きたいという人は、少なくとも微分積分の復習をするのがおすすめです!
これだけはやってほしいと思います!
概念だけでいいので取り合えずこの微分積分をわかってほしいです。
これだけで大学の授業の理解度はぐーんと上がります。
なぜ微分積分をやるべきなのか
さっきもいいましたが、大学数学、物理、化学、専門科目(機械の設計とか概念とか)でめちゃめちゃ使うからです。
物理の公式を高校数学の微積を使って導く問題がテストに出ることもありました。
そのくらい大学でも微積を使います。
微積がわからない人はこちらの動画だけでもいいので見ておきましょう。
大学に入った後でも役に立つ情報を教えてくれるたくみさんの動画はめちゃめちゃわかりやすいです!
是非見てもらい、微分積分について理解を深めてもらいたいです。
最後に
理系に入るにはそれなりの覚悟が必要です!
ましてや、数学が苦手であれば本当にもう一度考えてほしいです。
文系の人らが遊んでいる中、自分は図書館で勉強していることなんてざらにあります。
理系の人より文系人の方が時間があるので、勉強に時間を取られる理系の方がモテないことが多いです。
理系に行くと悲しい現実がたくさんあります。
それでも理系という道を選択し、頑張れる人だけ来てください。
脅すような言い方になりましたが、僕も大学を一度やめようと思うこともありましたが、そのぐらい辛いです。
